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こちらのページでは、スポーツ業界の会計・財務に係るトピックや助成金に関する情報等を配信していきます。

第一回目テーマは、日本から売買できる海外のプロスポーツチームの株情報です。スポーツクラブでも資金調達手段として、株式上場する事で広く一般的な投資家から資金を得ているチームがあります。特に欧州サッカー界では、選手獲得のための移籍金が高騰しておりオーナーの出資金や銀行借入だけでなく、株発行により資金調達を選ぶチームがあります。

まず大手証券会社の口座を作ると、米国のNYSE (ニューヨーク証券取引所) に上場している企業の株を購入できるはずで、私がオンライン口座をもっているSBI証券では、Manchester Unitedの株を購入できます。殆どのプロチームでは配当できていませんが、珍しく配当を実施しています。

マンチェスターユナイテッド株価

そして、イタリア・セリエAではユベントス、ローマ、ラツィオの3チームがミラノ証券取引所に上場していますが、日本の大手証券会社では取り扱っていません。調査した所、極東証券のみ購入できることが判明しました。

極東証券 海外株式売買手数料

ユベントスは、2020年1月15日時点で1.259ユーロ/株 (約155円/株) ですが、極東証券では最低購入単位が100万円以上なので、6,500株程度が最低購入数になります。

ユベントス、ローマ、ラツィオ

その他プロサッカーチームでは、ボルシアドルトムントやフェネルバチェ等が自国の株式市場で株を公開しています。